About The 19th IWA Conference

IWA 汚泥管理に関する国際会議は、IWA(国際水協会)に所属する専門家グループの1つSludge management specialist group (SMSG)が、IWA 本部、またその他のパートナーの支援を受けて開催する、汚泥管理に焦点を当てた国際会議です。

この会議の主な目的は、本分野における世界の研究者、工学者の研究成果や経験を共有し、技術の革新を進めるためのプラットホームを構築することにあります。

第1回会議は1997年にイタリアのBariでスタートし、これまで18回にわたり、世界各国で開催され、汚泥処理処分、有効利用に関する研究、技術などの情報が交換されてきました。18回目は2024年5月に中国の北京で開催され約300名の専門家の参加がありました。

Sludge management specialist group (SMSG)により、第19回目は、日本・京都にて、2025年10月21-24日に開催することになりました。本会議の開催は日本で初めてとなります。

本会議は、京都大学大学院工学研究科、地球環境学堂により共催される予定です。

本会議では、汚泥の発生、特性評価、安定化、消化、濃縮、脱水、熱処理、農業利用、有効利用、最終処分など、汚泥管理に関連するトピックを取り上げ、発表の対象といたします。これらに関する最先端の知識を世界中のエキスパー トの間で発表・討議し、工学技術の向上を図り、先進国および発展途上国の環境保全に貢献しようとするものであります。ただし、従来のトピックだけでなく、微量有害物質、ライフサイクル評価、気候変動、エネルギー問題、持続可能性評価など議論すべき課題も増えてきており、これらの関連事項に関しても募集いたします。

加えて、下水汚泥の農地利用の促進に関する内容で、2025年10月21日にプレワークショップも予定しています。またこの会議の一部で、関係企業や、機関の製品紹介ができる展示会も開催する予定です。

目的

本会議では、学術界、工業界、政府関連機関からの参加者へ、汚泥管理に関する様々な分野の研究成果や、開発成果を発表でき、相互に議論できる国際的な議論の場を提供します。

ページの先頭へ